不動産取引

悪徳不動産屋の特徴

悪徳不動産屋の特徴

住宅に関するトラブル

近年、賃料を下げて人気を得ようとしたり材料費や作業日を安く済ませて得をしようと考えて手抜き工事をした企業による欠陥住宅の倒壊や住宅表示の偽装問題といった住宅に関するトラブルが増えています。
家を買ったり借りたりするのは入居にあたって住居費だけでなく家具や家電の購入費や引越し費用も必要ですから、とても大きなお金が動くものですから失敗はしたくないと思うものです。
そして、毎日生活する場所ですから安全性の高い物件で生活をしたいと思うものです。

特にここ数年、私たちは大きな天災で家が倒壊したり、半壊したりという映像を目の当たりにしています。
それを見ているからこそ安心して住める家を見つけたいと思うものです。

昔はこのような欠陥住宅や偽装住宅よりも悪徳不動産への不安が多かったものです。
悪徳不動産屋というと、薄暗くて怖いお兄さんが営業しているような不動産のイメージがあり、実際にそのような店舗はありました。
最近はそのような見た目から明らかに怪しいと感じる不動産屋は集客ができないためなくなりました。

外観で怪しいと感じる不動産屋がなくなったからこそ、見分けが難しいものです。
ただし、話をしている時や内見をしている時に不信感を抱いたらやはりそのような不動産会社は避けるのが賢明です。

悪徳不動産会社の特徴

賃貸物件であっても、賃貸契約を結ぶには大きなお金が動くことなので慎重に選びたいものです。
しかし、不動産会社によっては答えを急かす業者があり、このような業者はあまり良い業者とは言えません。
また、その場で決めてくれれば家賃交渉しますと言ったことで契約をさせようとするのも同じです。

ただし、このようなすぐに答えを出させようとする業者が絶対悪徳とは限りません。
物件によっては本当に人気のあるもので、実際に問い合わせや内見が直近で重なっていて検討中の人が複数名いる可能性もあるためです。

同じような例として、数日悩んで入居したいとを連絡をしたら「ついさっき決まりました」と言われ、代わりに他の物件を勧められることがあります。
このようなことを言われると、そんなタイミングよく決まるのか、と思うものですし、その物件ではなく他の物件を進めるための常套句ではないかと不信感を抱くものです。

こればっかりは真偽を確認するのは難しいことです。
ここでは担当者とのそれまでのやり取りから相手のことを信用できるかどうかを判断するしかありません。
不動産を決めることも、人と人との付き合いですから、物件だけでなく信用できる人だなと思える不動産会社は失敗が少なく借りてよかったと思えるものです。