不動産を探しだす前に不動産会社の種類と特徴を抑えておこう!
お目当ての賃貸物件を探す際、多くの人は間取りや周辺環境といった物件についての情報ばかりを気にしがちです。
確かに生活することになる場所の情報や、家の間取りの好みは気持ち良く生活をするにあたってはとても必要な情報といえます。
しかし、このような情報と同じくらい大事にすべきなのが不動産会社選びです。
不動産会社の種類によって得手不得手があり、扱う物件が異なってくるからです。
そこで、自分の希望するような物件を見つけるには適した不動産会社をで相談することが、自分のニーズにあった物件を効率良く見つけることができる第一歩なのです。
最近では、賃貸物件を探す際に一般的なアパートやマンション以外にもテラスハウスやシェアハウスといったタイプの物件を検討する人もいます。
このような一般的な集合住宅とは異なるタイプの物件を探したいときには特に、このような物件を多く取り扱う会社を中心に探す方が効率が良いというわけです。
そこで、物件情報を見る際には不動産会社情報も合わせてみておくと役立ちます。
不動産会社の種類
賃貸物件の不動産会社の種類として、大きく分けると3種類あります。
- 大手不動産会社の支店やフランチャイズ店
- 地元の大手不動産会社
- 地元密着の老舗不動産会社
に分けられ、それぞれに特徴があります。
大手不動産会社の支店やフランチャイズ店
大手の不動産会社の支店やフランチャイズ店というのは、テレビのコマーシャルでよく目にする不動産賃貸の業者です。
そして、街で見かける会社はほとんどがフランチャイズで営業をしています。
このような業者は物件数が多いこと、アクセスの良い場所に店舗があるのが特徴です。
>>不動産のフランチャイズ店について
ただし自社管理物件があまりなく良い物件、質の高い物件というのは限られています。
また、自社で管理していない物件が多いために家賃交渉のような融通が利きにくいです。
地元の大手不動産会社
地元の大手不動産会社というのは、地域限定である不動産会社で一定の地域で複数の視点を持っているような業者です。
古くから地元の地主や家主との関係があるため、信頼できる物件も多いですし家賃交渉やトラブル対応といったことにも柔軟にかつ迅速に対応してもらえます。
ただし、地元に根ざしているとはいえ大手であるため、従業員はノルマを抱えていることもありますし複数の顧客を同時に対応していることもあるのです。
また、なかなか決められない場合には雑に扱われてしまうこともあります。
地域密着の老舗不動産
地域密着の老舗不動産は、家族経営のようなところが多く決して大きい不動産会社ではないため、少し古めの物件が多くリーズナブルな物件が多いです。
大手の不動産会社が取り扱っていないような物件も多いので、思いがけず掘り出し物に会える可能性も高いです。
ただし、取り扱っている物件の数も少ないですし、最新の物件も少ない恐れがあります。
そのためこの一件で物件を決められる可能性は低いですが、地域の情報や不動産情報には詳しいことが多いので比較検討の際には是非立ち寄ることがお勧めです。
さらに、賃貸を扱う特殊な不動産会社として借地権扱う不動産会社も合わせて紹介しておきます。
借地権を取り扱う不動産会社
借地権とは借り主が、地主の土地の一部を借りてそこに建築物を建て利用できることの権利になります。この借地権を利用して家を建てることで費用削減になるため借地権付き物件を検討するケースもあるかもしれません。しかしながら、もともとの借地権をの所有者と地主の関係性や借地に関する取り決めが必要になるため、一般の不動産のようにはなかなかことが運びにくく手をつけられないと諦める人も多いです。
など様々な会社が存在しているので、いざという時のために地域の不動産会社をチェックしておくと良いでしょう
実際にも借地権を取り扱っている不動産会社は多くはないためかなり専門性が高い物件だと言えるでしょう。
下記のような不動産会社等があるので、地元で探してみるとよいでしょう。